2015年8月5日水曜日

vol.975 「マッケンジー法:テニス肘」

今年に入ってから、
家事や仕事で肘を動かすと同時に痛みが生じ、

他の医療機関で「テニス肘」と診断され、
サポーターを巻いて様子をみるようにと言われたのですが、
サポーターを巻いている時には
肘の痛みが少し減り、

サポーターを取ると、
変わらず肘を動かすと同時に痛みを感じると。

職場の近くで治療院を探されていて、
たまたま見た六整骨院のホームページで
「マッケンジー法」に興味を持たれ来院されました。

問診では
私の中では原因を絞り込むことができないまま
理学検査に移りましたが、

理学検査の中で
有力な情報を得ることができました。

症状としては
肘を伸ばして手を握ると
肘に痛みが出ます。
逆に肘を曲げて手を握っても
痛みが出ません。
 
肘を伸ばして手を握ってから
手首を上に上げる時が一番痛みが強い。
あと、肘の骨を押さえても痛みを感じると。
 
理学検査で得た情報が正しいかどうかを、
実際にエクササイズしていただきました。
 
エクササイズ後に
肘を伸ばして手を握ってもらったら
「変わりません」と。
 
その後、何度同じエクササイズをやっても
「ん~あんまり変わりません」と同じ返答しか帰ってきません。
 
そこで私は必要以上に負荷を上げて
エクササイズを行ってもらうようお願いしました。
 
患者さんの表情が
少し辛さを感じるほどに。
 
その後にまたまた
肘を伸ばして手を握ってもらうと
「ない!」と一言。
 
痛みが全く出なくなったのです。
 
この瞬間に
海外のインストラクターの先生を思い出しました。
 
「マッケンジー法」を学ばれている先生方であれば
C〇〇〇n先生だとおわかりいただけると思います。
 
ココまで負荷をかけることで
初めて症状が変化することがあるんだと 、
 
今回の症例も本当に良い経験をさせていただきました。
Oさんありがとうございました。
 
「マッケンジー法」の評価では
例えば
・腰部脊柱管狭窄症
・腰部椎間板ヘルニア
 
などの「診断名」がついていても、
その診断名によってエクササイズが決まっているわけではありません。
 
エクササイズは、
「マッケンジー法」の評価
→ 問診と理学検査によって患者さんの症状に合わせた
オーダーメイドのエクササイズになります。
 
つまり、今回の症例のように
「テニス肘」という診断名がついていても、
 
その診断名は少し横に置いておいて、
「マッケンジー法」独特の評価によって
その痛みの原因を探します。
 
今回の患者さんの痛みは
お教えしたエクササイズ等を行っていただき
早期に改善されると予測しております。
 
次回は「高齢者の方々に対してのマッケンジー法症例」について
ご紹介できればと考えております。
 
●注射・マッサージ・電気治療・湿布などで症状が改善されない
・腰の痛みや
・首の痛みだけでなく、
 
股関節の痛み”や”膝の痛み
 
むち打ち肩こり頭痛背部痛五十肩手首指の関節
股関節足首足指の関節の痛み 等々
 
皆さんがお困りの多くの痛みに対して
「マッケンジー法」が適応されます
 
「六整骨院」では、
自分で痛みをコントロールできる”( 自分で痛みを治す )
マッケンジー法」をおすすめしております。

「マッケンジー法」独自の問診と理学検査によって、
・どこが?原因で股関節や膝に痛みがあるのか、
 → 痛みの犯人を見つけて、

・どうすれば改善するのか
 → お願いした姿勢、エクササイズなどを積極的に行っていただき、

・今後この痛みをくり返さないためにはどうすればいいのか
 → 再発予防も自分でできる!

「マッケンジー法」はマッサージ・電気・湿布などの対処療法ではなく、
患者さんご自身で痛みの原因に対してアプローチするので、
安全安心な根本的な改善を目指す療法なのです。

その痛みをご自身で治してみませんか?
そのお手伝いを「六整骨院」はさせていただきます。

日本、特に関西ではあまり知られておりませんが、
「マッケンジー法」の治療効果は世界で認められており、

欧米諸国を中心に
「国際マッケンジー協会支部」があります。

☆六整骨院診療のご案内

■六整骨院は京都の医療機関で初めて「国際マッケンジー協会認定資格」を習得しております。

■H27、8月現在、京都府下の医療機関で「国際マッケンジー協会認定資格」( Cred MDT )を
 取得しているのは「六整骨院」のみです。

■ご予約、ご相談は
(075)841-6666 まで