2015年8月23日日曜日

vol.1015 「マッケンジー法:変形性膝関節症」

今回の症例も「マッケンジー法」で
評価させていただきました。

以前、六整骨院の
「マッケンジー法」で症状が改善された方からのご紹介です。
vol.185 「症例紹介:腰部脊柱管狭窄症」

今回評価させていただいたのは
片側の膝の痛みです。
10程前~痛み始めて
これまでいくつかの医療機関を受診され、
 
「変形性膝関節症」と診断されて
これまで治療を受けて来られましたが徐々に症状が悪化し、
 
3年前から正座もできない状態になり、
Nさんのご紹介により六整骨院へ来院されました。
 
症状としては
 ・正座、あぐら
 ・しゃがむ動作
 ・立ち座りの動作
 ・階段上り下り ( 特に上りで痛む )
 ・自転車を踏み込んだ時
 ・歩行時
 ・立ち時間が長い時、等々で膝に痛みを感じる。
 
問診で特に危険な情報もないので、
理学検査へ移りました。
 
「マッケンジー法」の評価で
膝の痛みを分類して、
 
実際に目の前で
しゃがむ動作を行っていただきました。
 
膝関節に制限があって完全に曲げることができず、
それに伴って強い痛みがあると教えていただきました。
 
正座も途中まで見せていただけましすか?とお願いしたところ
「痛みが強いので恐くてできません」と断られました。
 
 
その後患者さんにエクササイズをお願いしました。
何セットか行っていただいた後に、
 
先程のしゃがむ動作をお願いしたところ
膝を曲げて下まで完全にしゃがむ動作ができるようになり
「あっ!」という驚きの言葉が出ました。
先程よりも膝が曲がるようになり、
それに伴った痛みも2/10程になっていました。
 
こういった明らかな良い変化があった時に
患者さんの驚きの言葉が出るのは少なくありません。
 
良い反応が出たので、
正座もお願いしたところ
「とりあえずやってみます」と気持ちも前向きになってきました。
まだお尻が少し浮いて体重が完全には乗ってはいませんが、
恐くてできなかった正座が
 
「3年ぶりに正座ができました」と喜んでいただけました。
 
3回目の受診時には
僅かに痛みはありますが、
 
お尻が踵に付き
「膝を曲げて体重をかけることができます」と、
長年お困りだった症状が順調に改善され私も嬉しく思います。
 
近い将来痛みを感じることなく
正座ができる日が来ると予測されます。
 
医療従事者として、
患者さんが症状から解放されるお手伝いができた時に
幸せを感じることができます。
 
もっと、もっと、もっと多くの方々に
「マッケンジー法」を知っていただき、
 
多くの方々の症状が改善されるように
私ももっともっと努力が必要です。
 
Tさん貴重な経験をさせていただきました
ありがとうございます。
 
今回の症例も
「マッケンジー法」をより多くの方々に知っていただけるようにと
快くご協力いただきました。
 
次回の症例紹介は首の痛みです
 
●注射・マッサージ・電気治療・湿布などで症状が改善されない
・腰の痛みや
・首の痛みだけでなく、
 
股関節の痛み”や、
膝の痛み”でお悩みの方々へ
 
「六整骨院」では、
自分で痛みをコントロールできる”( 自分で痛みを治す )
マッケンジー法」をおすすめしております。

「マッケンジー法」独自の問診と理学検査によって、
・どこが?原因で股関節や膝に痛みがあるのか、
 → 痛みの犯人を見つけて、

・どうすれば改善するのか
 → お願いした姿勢、エクササイズなどを積極的に行っていただき、

・今後この痛みをくり返さないためにはどうすればいいのか
 → 再発予防も自分でできる!

「マッケンジー法」はマッサージ・電気・湿布などの対処療法ではなく、
患者さんご自身で痛みの原因に対してアプローチするので、
安全安心な根本的な改善を目指す療法なのです。

その痛みをご自身で治してみませんか?
そのお手伝いを「六整骨院」はさせていただきます。

☆六整骨院診療のご案内

■六整骨院は京都の医療機関で初めて「国際マッケンジー協会認定資格」を習得しております。

■H27、8月現在、京都府下の医療機関で「国際マッケンジー協会認定資格」( Cred MDT )を
 取得しているのは「六整骨院」のみです。

■ご予約、ご相談は
(075)841-6666 まで