2015年9月7日月曜日

vol.1055 「症例紹介:膝のお皿骨折後の痛み」

今回の症例は
「マッケンジー法」の評価ではありません。
自転車転倒時に膝蓋骨を骨折し、
他の医療機関でギブス固定されていたそうです。

ギブスを取った後、
日数経過とともに痛みはほとんどなくなったのだが、

「膝を強く曲げる時のみ膝に痛みが出る」と
ご家族からのご紹介で六整骨院へ来院されました。

日常生活の中では、
膝の痛みで御仏壇の前で正座することができなくなり、

骨折後は
足をくずして座っているそうです。
上の写真のように
膝関節を曲げる可動域制限はほとんどないのですが、
 
これ以上膝に体重をかけて
正座すると痛みが出るということです。
 
身体を診させていただき、
2ヶ所問題の場所を解放しました。
治療後の反応では
「うわっ、どうしょう痛ないわ」と関西弁で嬉しい反応です。
 
写真のように、
先程よりも膝関節に体重を乗せるように
背筋が伸ばせるようになっています。
 
正座時にまだ僅かに痛みは残ってるようですが、
( 以前の痛みが10 → 今の痛みが1 )
 
御仏壇の前で
完全に正座できる日は遠くはないと思われます。
 
今回の症例では
私は全く膝に触っておりません。
 
・これまで膝の治療を受けても膝の痛みが改善しない方
マッサージ電気治療針治療痛み止め薬注射などで
 膝の痛みが改善されない方
 
痛みの原因が別の場所にある可能性があります
 
今回の症例も
六整骨院の治療を多くの方々に知っていただけるのならと
快くご協力いただけました。
 
Mさんありがとうございます。
 
次回の症例は「マッケンジー法ぎっくり腰」です。