2015年5月3日日曜日

vol.815 「症例紹介:腰椎椎間板ヘルニア」

昨年末に、
物を持った時に腰に激痛が走ってから、
これまで4つの病院全てで
「腰部椎間板ヘルニア」と診断され、

全ての病院で
手術をすすめられたそうです。

「できれば手術はしたくない」と

六整骨院へは
知人の先生からのご紹介で来院されました。

症状としては片側で、
・腰からお尻にかけての痛み
・膝から足首までの痛み
・足の親指の痛み

・膝から足首までの内・外側の感覚低下
・足首から足指の筋力低下

歩行時には、
片側の足の力が入らないために
片膝をあげるようにして歩かれ、

スリッパは履いても、
力が入らないためすぐに落ちてしまうと。

何とか少しでも改善する道はないのかと
「マッケンジー法」を希望されて来られました。


「マッケンジー法」で評価をし、
エクササイズや姿勢など、
アドバイスさせていただいたことをしっかり行っていただき、

日数的には
経過はしておりますが、
全ての症状で改善されています。

足の筋力も完全に戻り、
真直ぐしっかりと歩行されていますし、

まだ外側の感覚の低下は僅かに残っておりますが、
痛み自体はほとんど感じなくなったと喜ばれています。

この先もアドバイスさせていただいたことを
習慣にしていただいてより健康な身体を自ら作っていかれるでしょう。

このように「マッケンジー法」とは、
ご自身で積極的に治療を行うということ、
ご自身で痛みを管理するということです。

それには
今の症状を改善させるのはもちろんのことで、

今後同じ痛みをくり返さないように、
患者さんが痛みの原因を理解でき再発予防もできるのです。

健康な身体を自ら作りたいと
考えられている方々に「マッケンジー法」はお薦めです。

「マッケンジー法」はエクササイズだけではなくて、
日頃の” 姿勢 ”が特に重要だと考えております。

姿勢に関しても
ご興味のある方は気軽にご相談ください。

Kさんご協力ありごとうございました。