2015年5月3日日曜日

vol.814 「症例紹介:足親指の痛み」

4~5日前から、
足の親指の先の方が痛いと来院されました。
常に痛いわけではなくて、
・朝の起床時
・親指の先に何かが当たった時に

親指の先に痛みが出ると。

患者さんの身体全体を評価し、
問診で手術歴を確認し痛みの原因を特定しました。

原因は
手術した場所で、
その問題を取り除いて初日は終了となりました。

常に痛みが出てるわけではないので、
その場で痛みを比較することはできません。

2回目の来院時には、
「その翌日からは
親指に痛みを感じることはなかった」と
喜んでいただきました。


今回の症例のように、
過去の手術や外傷によって

その場所から” 離れたところ ”に痛みや、
関節の動きの制限が起こってることは
珍しいことではありません。

そして、
痛みが出ている場所が
痛みの原因があるとは限りません。

例えば、
変形性膝関節症といって、
いつも膝を治療するわけではなくて、

そのほとんどは別の場所を治療して、
変形性膝関節症の痛みを改善させます。


少しずつではありますが、
これまでとはまた違った角度から身体を評価できるようになってきました。
 
全ての症状がスムーズに
改善しない場合もありますが、
 
” 学び ”を続けることで
たくさん得ることができています。
 
今、この環境にいることに感謝しています。
Kさん貴重な学びをありがとうございました。 
 
※今回の症例は「マッケンジー法」ではありません。
一気に気候が変わってきましたね。
体調管理に気をつけてください。
 
Chacoは元気一杯です!。