2015年7月24日金曜日

vol.950 「マッケンジー法:頭痛と首から肩にかけての痛み」

6年ほど前から
頭、首、背中と肩の痛みを繰り返されていて、
最近特に
腕に力が入りにくくなってきていると、

ご主人が「マッケンジー法」の本を購入され、
その本が縁で当院へ来院されました。

これまで行かれた医療機関では
・頸椎椎間板症
・肩手症候群
・先天性骨癒合 など

上記の診断名を受けたそうです。

「マッケンジー法」は
たとえどんな診断名がついていても
独自の評価法で症状を評価します。

この方の場合、
問診中に危険な情報な何もなく、

「マッケンジー法」の適応範囲内だと判断し、
理学検査に移りました。

理学検査では、
頸椎の可動域、肩関節の可動域
共に左右差が著明で

その可動域の制限に伴った
痛みが出ます。

評価の結果、
ある場所が原因と判断して、
エクササイズをお願いしました。

何度かエクササイズを行っていただいた後
先程の頸椎の可動域が少し動くようになり、

今回のエクササイズと姿勢、
そして注意点を説明し初日終了となりました。

その後何度か診せていただいた中で、
頭痛、首の痛み、背部の痛みは消え、

肩の制限もほとんど無くなりましたが、
肩のある動きだけ制限が残ります。

そこで患者さんから
「先生この体操効果あるんですよ」と。

私がお願いしたエクササイズから
ご自身で少しアレンジされたエクササイズになっていました。

そのNewエクササイズを
何度か行っていただいた後、先程の肩の制限が少し改善されていました。

症状を抱えている患者さんが
良い!楽!と感じられるのであればそれがベターですよね。

そういえば先日受講した
「マッケンジー法セミナー」の中でも、

インストラクターの先生が
「客観的に診た反応よりも、私は患者さんの言葉の方で判断します」と
おっしゃっていたことを思い出しました。

今回の症例は私の中では
非常に良い経験をさせていただきました。
Kさんありがとうございました。

●注射・マッサージ・電気治療・湿布などで症状が改善されない
・腰の痛みや
・首の痛みだけでなく、
 
股関節の痛み”や、
膝の痛み”でお悩みの方々へ
 
「六整骨院」では、
自分で痛みをコントロールできる”( 自分で痛みを治す )
マッケンジー法」をおすすめしております。

「マッケンジー法」独自の問診と理学検査によって、
・どこが?原因で股関節や膝に痛みがあるのか、
 → 痛みの犯人を見つけて、

・どうすれば改善するのか
 → お願いした姿勢、エクササイズなどを積極的に行っていただき、

・今後この痛みをくり返さないためにはどうすればいいのか
 → 再発予防も自分でできる!

「マッケンジー法」はマッサージ・電気・湿布などの対処療法ではなく、
患者さんご自身で痛みの原因に対してアプローチするので、
安全安心な根本的な改善を目指す療法なのです。

その痛みをご自身で治してみませんか?
そのお手伝いを「六整骨院」はさせていただきます。

☆六整骨院診療のご案内

■六整骨院は京都の医療機関で初めて「国際マッケンジー協会認定資格」を習得しております。

■H27、7月現在、京都府下の医療機関で「国際マッケンジー協会認定資格」( Cred MDT )を
 取得しているのは「六整骨院」のみです。

■ご予約、ご相談は
(075)841-6666 まで