2015年10月20日火曜日

vol.1145 「症例紹介:肩の痛み」

今回の症例は
「マッケンジー法」の評価ではありません。
症状としては、
1週間前程からの
肩に痛みを伴った動きの制限です。
上に写真のように
痛くてこれ以上肩を上げることができません。
腕の方にも
張りのような違和感も伴っております。
 
問診で特に危険な情報もなく、
身体を評価させていただきました。
主に治療したのは
上の写真のように「 足 」です。
治療後、肩に痛みを感じることなく、
腕の張り感もなく上げることができるようになり
 
「何で?不思議ですね」
というようなリアクションでした。
 
今回の症例のように足を治療して
肩が上がるようになるということは珍しくありません。
 
勘違いしないでいただきたいのですが、
肩を治す = 足の治療ということではありません。
 
重要なのは患者さんの身体を評価して
ドコに問題があるのかを見つけることなのです。
 
でもご紹介しましたが「 足 」は非常に問題を抱えていることが多いのです。
 
その事を知らずに皆さんは過ごされています。
 
特にアスリートの方々であれば
足の問題を解放することによって
身体の劇的な変化を体感できるはずです。
 
・パフォーマンスを上げたいアスリートの方々
・ベストタイムを更新したい陸上選手等々
 
そして
五十肩の治療を受けても肩の痛みが改善しない方
マッサージ電気治療針治療痛み止め薬注射などで
 の痛みが改善されない方
 
その五十肩の痛みの原因が
別の場所にある可能性があります
 
少しずつではありますが、
これまでとはまた違った角度から身体を評価できるようになってきました。
 
全ての症状がスムーズに
改善しない場合もありますが、
 
” 学び ”を続けることで
たくさん得ることができています。
 
今、この環境にいることに感謝しています。
Uさん貴重な学びをありがとうございました。