2015年3月29日日曜日

vol.776 「症例紹介:膝の痛み」

長年の膝の痛みでお困りの患者さんが、
ご友人の方からのご紹介で来院されました。

膝の痛みで歩くこともぎこちなくて、
特に膝を曲げる動作で痛みが強くなると。

膝の可動域の制限が強くて、
それに伴う痛みがあります。
まずは問診で、
過去に2度腹部の手術を受けられているのと、

身体を評価した結果、
その腹部に問題があることを見つけアプローチしました。

アプローチ後は、
膝の可動域制限も改善され、歩行動作も問題なく、

先程は痛くてできなかった
膝の屈伸動作もできるようになりました。


今回の症例のように

症状が出ている場所 = 痛みの原因ではないことが多々あります。

同じ場所の治療を受けて、
なかなか症状が改善されていない方は
痛みの原因が他の場所にある可能性があります。

少しずつではありますが、
これまでとはまた違った角度から身体を評価できるようになってきました。
 
全ての症状がスムーズに
改善しない場合もありますが、
 
” 学び ”を続けることで
たくさん得ることができています。
 
今、この環境にいることに感謝しています。
貴重な学びをありがとうございました。 
 
※今回の症例は「マッケンジー法」ではありません。