片側の首から肩 ( 背中 ) にかけて
引っ張られるような痛みがあると、
ご紹介で来院されました。
症状は、
頸を左横に曲げた時に
痛みを伴った動きの制限があります。
因みに
反対側に曲げても
動きの制限も、痛みもありませんでした。
問診を終えて、
身体全体を診させていただいた結果、
痛みの犯人は
足の関節が制限されていたことでした。
問題の制限を取ってる最中、
患者さんから「今、足の外側が動いてる感じがします」と
驚かれていました。
制限を取った後に、
また再度頸を左横に曲げたいただき、
頸の可動域を改善され、
痛みもその場で0になっていて、
この痛みを1年以上も抱えてこられ、
その痛みが解放され大変喜んでいただきました。
今回の症例のように、
痛みがある場所 = 痛みの原因ではないことが多々あります。
決して珍しいことではありません。
例えば、
変形性膝関節症といって、
いつも膝を治療するわけではなくて、
そのほとんどは別の場所を治療して、
変形性膝関節症の痛みを改善させます。
痛むところの治療を受けても
なかなか症状が改善されていない方は、
痛みの原因が他の場所にある可能性があります。
少しずつではありますが、
これまでとはまた違った角度から身体を評価できるようになってきました。
全ての症状がスムーズに
改善しない場合もありますが、
” 学び ”を続けることで
たくさん得ることができています。
今、この環境にいることに感謝しています。
Aさん貴重な学びをありがとうございました。
■ご予約、ご相談は
(075)841-6666 まで
※今回の症例は「マッケンジー法」ではありません。